2016年5月4日水曜日
何でもバランス - ミネラル編
最近、同僚に「Calcium Lie 2」という本を借りて、読ませていただきました。
「骨を丈夫にするために、カルシウムを摂取しましょう」といつの頃からか、当たり前のように、牛乳をはじめとする乳製品や小魚を積極的に摂取するように、いろんな食品にも「カルシウム入り」なんて書かれていたりして、深く浸透してきました。
ところが、この本は多くの人がカルシウムの摂りすぎによって、体全体のミネラルのバランスが崩れてきている、という内容。その他、骨の成分はカルシウムだけで成り立っているのではなくいろんなミネラルが必要であって、カルシウムはその一つに過ぎないことなどが書かれていて、目からウロコの内容でした。
何でもバランスが大切で、どれかだけを摂れば、体にいいなんて難しい話。私たちの体がそんなに単純じゃないことは既知の通りで、未だにその複雑さは、すべて解明されているわけではない訳で。。。。
カルシウムの摂りすぎによって、循環器系疾患、例えば動脈硬化や血栓形成、石灰化のリスクがあがることなどもあげられていました。
本の中では、食卓塩(Table Salt)を使うのを辞めて、いろんなミネラルがバランスよく含まれている、ヒマラヤ岩塩や海水塩などを使用することを勧めていました。このような自然の塩は塩そのもの(塩化ナトリウム)だけでなく、いろんなミネラル(マグネシウム、クロミウム、セレニウムなど)がバランスよく含まれているのだそう。
私も、前に旅行に行ったときに買ってきた、カラハリ砂漠の塩を戸棚の奥から引っ張り出して使い始めました。本の中では、沖縄の自然塩も話に上がっていました。いろんなお塩を試してみるのも面白いかも。
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