2017年12月3日日曜日

勝手に観光大使 ~南三陸・一の蔵~



実は2年前に里帰りしたときも、南三陸を訪れました。

そのときには津波で流された町の底上げ作業が進んでいて、地盤の高さを埋め立てて高くしているところでした。
今回は工事も終わったようで、町の明かりも前に比べて随分増えていました。

宿泊したのは「ホテル観洋 南三陸」。震災があった後、報道陣の宿泊や、町民たちにお風呂の使用を提供したりしていたそうです。
こちらに宿泊すると、食事も地元の食材を使った、美味しい料理が食べられます。



露天風呂が太平洋に面していて、お風呂から月明かりを楽しんだり、朝早く起きたときには朝日を見ながらの入浴も楽しめます。今回は残念ながら曇りで太陽は見れませんでしたが、見れるとこのような景色が見渡せます。これは前回宿泊したときの写真です。



帰りにはスタッフが見送りに出てきてくれて、ずっと手を振ってくれて、何だか胸が熱くなりました。やっぱり人が温かい。

この辺りは昔から何度も津波の被害にあっているところ。それでもなぜそこに住み続けるのか?前回、この「ホテル観洋」に宿泊して、その理由がわかりました。

太平洋から昇る朝日のとてもきれいなこと!漁船が朝早くから沖に出て、「ポッ、ポッ、ポッ」とエンジンの音が聞こえて、とても懐かしいような、ほっとする気分になります。
毎日こんな景色が見れたら、どんなに素敵だろうと思いました。こんな素敵な町、先祖から代々住んで、そこに生活があったら離れたくないだろうな、と思いました。

そこから帰り道、この辺りは杉などの木材も沢山取れるところ。お土産と木材を使った家具からおもちゃまでいろんなものを販売している「道の駅 津山もくもくランド」に寄ってきました。木のぬくもりとこの匂いは私も大好き!あまり大きなものは持って帰れないので、こちらの寄木のキーホルダーを買いました。



その後、さらにドライブして酒蔵「一の蔵」を見学してきました。宮城の4つの酒蔵が一緒になってできた一の蔵。お酒を作る工程を一緒に回りながら説明してくれました。
見学の後はお酒の試飲。父は試飲にまっしぐら!最後は工場前で記念写真。一の蔵の「ひめぜん」は甘くてあっさりしたお酒。お土産に買って家族みんなで楽しみました。





帰りはお酒を飲まなかった母がドライブ。長いドライブとお酒も手伝って、みんな帰ったらぐっすり眠れました。
地元で採れた美味しいものを沢山食べて、地元のお酒を飲む。シンプルだけどほっとします。

南三陸ホテル観洋
989-0766 宮城県本吉郡南三陸町黒崎99-17
http://www.mkanyo.jp/

道の駅 津山 もくもくランド
986-0402 宮城県登米市津山町横山細屋26-1
http://moku2land.com/

一の蔵
987-1393 宮城県大崎市松山千石字大欅14
http://www.ichinokura.co.jp/


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