2023年9月30日土曜日

サーディニア島(Sardinia)に行って、歳の重ね方を考える


皆さん、こんにちは。

ロンドンは、秋分の日が過ぎて、段々と涼しくなってきました。

薬局勤務では、8月はお子さんのいる人たちが休暇をとっていたので、そのカバーに入り、9月に入ってホリデー組が戻ってきたところで、お休みをいただきました。

今回はSardiniaに行ってきました。

実は島に行くのは2回目。前回は北側でしたが、今回は南側に行ってみることに。


沖縄などと並んで、サーディニア島は「Blue Zones」の地域と言われ、長寿の人が多いことで有名な島。地元の人はどんな生活をしているのだろうと、興味がありました。

行く前に、Netflixの「Live to 100」というドキュメンタリーを見たのも影響しているかな。


そして、今回はいろんな意味で冒険の旅でもありました。

インスタグラムに載っている、綺麗なビーチをみては「ここに行ってみよう!」と、行き方を探し、電車やバスを駆使して行ってみました。

           

バスの運転手さんに「このビーチに行きたいんだけど」と尋ねてみると、

「Why?(なんでそんな面倒なところに行きたがるの?的な口調)」と言われ、

「だって綺麗だもの」というと、「まーそうね」と言われたりして。


運転手さんに、バスでの行き方、乗り換えるバス停などを教えてもらって、試行錯誤の後、到着は午後になりました。

バスを乗り継いで行った甲斐があり、綺麗なビーチで、人が少なく、地元の女の子たちと、少しの旅行者だけでした。

ビーチに横になっていると、若い女の子の旅行者が「明日帰るんだけど、パラソル使う?」と、譲ってくれて、何にもない地元のビーチで、とてもありがたく受け取りました。


バスから眺めを見ていると、

地元の人たちは、本当にアクティブで、走っていたり、歩いていたり、自転車に乗ったり、パラソルを持ってビーチに向かう高齢者がいたり。そして、ビーチ沿いに、自動車レーンだけでなく、ランニングや自転車用のレーンもちゃんと設定されている。

美味しい食べ物、綺麗な空気、そして適度な運動しながら、友達とおしゃべりしたりしているのも、「健康と長寿の秘訣かな」と思いました。


そして、最後の日、やっぱりあの綺麗なビーチにもう一度行きたいと思い、朝早く着いたら、ほぼ地元の高齢者ばかり。



年配のカップルが手を取り合って、水の中に入っていく姿は、本当に「素敵だな」と思いました。夫が「僕たちの20年後だね」なんて話しながら・・・。


そして、お昼時になると、お年寄りのお友達やカップルたちは、そそくさと引き上げ、午後になると、若い人たちや旅行者がやってきました。

その中に、お肌が真っ白で「着いたばかりかな?」というカップルを発見。

帰るときには、譲ってもらったパラソルを、彼らにあげて帰ってきました。




パラソルのバトン、「これからはこうやってビーチを旅行するのもいいな」と思いました。


サーディニア島、ターコイズブルーの綺麗なビーチで、ゆっくり時間を過ごしたい人におすすめです(もちろん、カヤックやパドルボードなどのアクティビティも、お子さんとビーチで遊んで過ごすにも最適です)。


今回のホリデーで、今後の歳の取り方、大事なものや幸せでいるための優先順位など、色々と考えさせられました。

そして、健康は欲しいときに簡単に手に入れられるものではありません。「ローマは1日にして成らず」で、やっぱり日々の小さな積み重ねが大事であることも、地元の人を見て実感しました。

夫と20年後、手を取り合ってビーチに入っていく、そんなことが出来るよう、健康で幸せでいたいものです。


Hiroko Homeopathyをいつもご支援いただきありがとうございます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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