2017年3月26日日曜日
最近気になる言葉「買い物は投票です」
最近、Social Mediaを使っていて、目に飛び込んでくる言葉。
「買い物は投票です」
一体、どんな意味なんだろう?と思って、関連する記事を読みあさっていると以下のような理論からこの言葉ができているようです・・・
ーーー商品を販売している会社は、お客様に商品を購入してもらうことで、会社が儲かり、経営が成り立っていきます。
売れる商品を販売すると、その会社は儲かります。
ただ、その商品は
「信頼できるものですか?」
「私たち人体に対する影響は大丈夫ですか?」
「商品の質とコストは相関していますか?」
となると、そこまで重視して買い物をしている人がどれだけいるのだろう?と疑問が出てきます。
宣伝費を沢山費やして販売されている商品、知名度はあっても、質と値段は相関していますか?
儲けだけを考えている会社ではありませんか?
私たち消費者が、そこを左右できるパワーを持っています。
本当にいい会社が作っている、いい商品を消費者が選んで買うことで、その会社が伸びていきます。ーーー
と言うことを指しているようです。
私自身、現在、両親が住んでいる、東北の田舎に住んだ事があります。
田舎で、いい商品をコツコツ作っている農家の人、お店の人、沢山いらっしゃいます。
値段はスーパーで大量に売られているものより高いかもしれません。
でも、味も質もとてもよく、払った価値がある満足感を与えてくれます。
前回里帰りしたときに、こんなことがありました。
小さい頃は、都会に住んでいた私にとって、夏休みにこの東北の田舎に戻ってきて、米飴を食べるのが一つの楽しみでした。米どころならではのお菓子。真っ白な棒で優しい甘さが懐かしく、イギリスに来てからも、里帰りをするたびに買って食べていました。
でも、前回帰ったときにはそのお店はもうありませんでした。
手間がかかりすぎて、値段を上げなくてはならず、釣り合いが取れなくなり店を閉めたとのこと。
もうあの味を楽しめないかと思うととても残念です。
値段を上げても、質を理解して買ってくれる人が沢山いれば、店を閉めなくても良かったはず。
でも、消費者がそれを選ばなかった。残念なことです。
イギリスにいる今も、近所の手作りのパン屋さん、昔から家族経営しているオーガニックとフリーレンジのみを扱うお肉屋さん、ファーマーズマーケットで手作りのものを販売しているお店などから、スーパーで買うときにも、品質に信頼のおけるものをできるだけ選んで買うようにしています。
例えば、写真にあるヨーグルトのYeo Valleyの乳製品は、オーガニックで、牛の健康を薬を使わないで保てるようにホメオパシーを活用しています。
もちろん、他の商品と比べると安くはありません。でも作ったものに自信を持ってコツコツ販売している人を、できるだけ応援したいと思っています。
今まで薬剤師として、会社で社員として働くことしか経験したことのなかった私ですが、ジュエリーを作ったり、ホメオパスとして働くことで、作り手側から見る、ものの見方ができて、私も変わってきたのかもしれません。
人生毎日が勉強です。
一人の消費者として「買い物は投票です」の観点から、できる範囲から物をじっくり選んで購入していきたいと思っています。
皆さんはどう思われますか?
にほんブログ村