2017年3月27日月曜日
日本から取り寄せた本より~今の時代に必要とされているもの~
あるホメオパスのセミナーに行ったとき、とある本が面白いので読んでみるといい、と薦めていました。
著者は日本人。家に帰ってから検索してみると・・・その方の本が沢山出てきました。
著者の名は、本山博先生。宗教学、人間科学の分野で、欧米ではとても有名な先生なんだそうです。著書も沢山あって、「超感覚的なものとその世界」という本は、ユネスコ優良推薦図書にも選ばれているのだそう。
日本では、自分の研究が世の中に認められず、主に欧米で活躍された方なのだそうです。
日本では専門分野の影響から、新しいカルトなのだとかいろいろ批判も多かったようです。
残念ながら、先生は数年前に他界されてしまったそうです。
私はセミナーでオススメされていた本の日本語版「カルマと再生」(英語では、Karma and Reincarnation by Hiroshi Motoyama)と、ネットでレビューが気になった「スピリチュアリティの真実」を買ってみました。
「カルマと再生」は一回通して読んでみたものの、専門用語が多く、多分もう一度じっくり読んだほうがいいかなと思っています。
「スピリチュアリティの真実」についてはとても面白く読ませていただきました。ただこの本は再版がなく、今のところ、中古でしか手に入らないのが残念です。
スピリチュアリティ・・・の本は、印象に残る文章が沢山あります。最初から、とても心を掴まれた文章があります。
「物を追いかけているうちに、人間は物の生活に落ちて、物になってしまっていた。(中略)。人間は物になってしまったので、人を殺しても気になりません。(中略)。人を物と考えるようになったことで、道徳も社会のルールもなくなってきました。人間性や魂を忘れてしまっては、本来の人間ではなくなってしまいます。魂があってこそ、はじめて道徳や愛が生まれ、人間と言えるのです。」
本当にそうだな、と思いました。この本を読み始めたと同時期に、こんなビデオを見ました。
https://www.youtube.com/watch?v=6AK9ypglecg
私はここに参加している医師たち、関係者たちが、被害者に対して、冷たい発言をする。人ならこんなことはできないはず。
彼らにもそれなりの理由があってそう発言せざるを得ない状況を作らされているのかもしれませんし、真相はわかりませんが、悲しいことです。
また、この本には、なぜイスラム系の宗教間で争いごとが絶えないのか、民族的な背景と宗教の関係、また科学者でもある彼は、気のエネルギーの存在を証明するいろんな実験を行なっており、物理学の面から、その内容についてわかりやすく書かれています。
この本を手に取って読み始めたことで、いろいろと考えさせられました。
Brexitなど、混沌とする今の時代にふさわしい本のように思います。
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