2018年9月27日木曜日
犬とレメディ
この夏、夫のお客さんやお友達の犬を預かる機会が何度かありました。
夏はみんな家族でホリデーに、いろんなところに出かける時期ですが、ペットのいる家は一緒に連れて行ける場所ならいいものの、やはり預けるところを探すのが大変、というのが現状。
家の事情でペットを飼えない私たち・・・。
今年は夫が買って出て何件か犬を受け入れることになりました。
写真は一番最近預かったFox。夫とは長年友達の犬で、最近、Batterseaのレスキューセンターから家族の一員となった犬。最初はやはり私たちを怖がり、ラウンジでソファーに座って少しお話していたときも、オーナーから全く離れません。
そして、オーナーが出て行った後、寂しそうにして、オーナーが座っていたソファーから一歩も動かない・・・。私たちがラウンジに行こうとしたら「ウーッ」とうなってしまう。
「もうこの状況受け入れるまで大変そうだから、今日はそっとしておこう」
ということで近づかないことにしました。
次の日、のども渇くだろうし、ご飯もいるだろうと思って、それだけでも準備をしようと思うと、ちょっと緊張が解けた様子。でもまだ油断は出来ないよう。
水にBush Flower EssencesのEmergency Essenceを垂らし、ホメオパシーのレメディ、AconiteとPulsatillaを何とか舐めてもらいました。土曜日だったのですが、私は仕事へ、夫は1日Foxと一緒に過ごすことに。
日中、Foxを撫でたり話しかけたり夫もいろんな形でコミュニケーションを試したよう。
私が帰ってきたら「Hiroko、全く違う犬だよ」という言葉の通り、とてもフレンドリーになっていました。
でも、あの怖がり様は保護される前、よっぽどいじめられたか暴力振るわれたのかもしれないと思い、レメディは続けることに。この砂糖玉が好きみたいで、手のひらにある小さいレメディを一生懸命探して舐める姿がかわいらしい。
家から離れるのが怖いのか、散歩に全く行ってくれない犬だったため、トイレが終わるまで、何周家の周りを歩いたんだか・・・。
でも、夫にすごくなついて、夫のガードドッグとなっておりました。
4泊5日のお泊りが終わったら、喜んでオーナーの元へ。
ホメオパシーを信じてくれるかどうかわからなかったけれど、レメディも渡しました。
そしてそれから数週間した昨日、夫がそのオーナーに会ったそうで、
「レメディは続けているんだって。Fox、とてもリラックスして全く違う犬になったよ、って言われたよ。」と教えてくれました。
動物にもホメオパシーは使われます。イギリスでは獣医さんでホメオパスの資格を持っているというクリニックが少ないため、薬局にも「連絡先が知りたい」とよく電話がかかってきます。
レメディで、彼みたいな、ひどい目にあっただろう犬もハッピーに生きるチャンスを得ることが出来る・・・ホメオパシーって素晴らしい!
なんだかほっとしてうれしくなりました。
次に預かるときには家の周りだけでなく、公園で一緒に散歩できるといいな。
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