2019年6月25日火曜日

日本里帰りで買って来た本 〜 インナーチャイルド



この本、実は同僚に勧められて知ったのですが(同僚は英語で読んでます)、たまたま探したら日本語でも発見!このほうが私には読みやすいので、日本に里帰りした際に買ってきました。すでに1度読み終えたのですが、これはキープして「何度も見返す本」になりそうです。

以前、Brandon Baysが行なっているThe Journeyについて、こちらのブログでも紹介したことがあったのですが、インナーチャイルドのプロセスが、このThe Journeyにとてもよく似ていて、とても入りやすかったです。
The Jouneyのブログはこちらから↓
https://hirokohomeopathy.blogspot.com/2018/07/the-journey.html

この過程を一言で書く、というのも難しいのですが、とーっても要約すると、「人がトラウマで傷ついた後、その傷を癒すために、そのときに戻り、癒しを終えてくる過程を行なっていくもの」とでも言うのでしょうか?
私はヒプノセラピーを体験したことはありませんが、もしかしたらこれもこの方法と近いものがあるのかな??(違ったらごめんなさい!!)

そう、話は戻って、著者はインナーチャイルドのセラピストを養成するコースを運営していたり、ホメオパスでもあるので、とても興味深く、あっという間に読みました。Miasm(マヤズム)というホメオパシー独特の見解も入っているので、ホメオパスにはさらに有意義に読める本です。

私自身、著者の講義をイギリスで1回受けた程度で、実はご本人については全く個人として存じ上げておりません。ただ、昔は、イギリスのホメオパスや、日本人先輩ホメオパスが彼女について、いろんなことを言っていたのは聞いて知っています。

薬局で働いていて、日本人の方がお客さんとして来た時などに、「彼女のことどう思いますか?」なんて質問されることも時々あります。

学生の時、ホメオパシーのコースで学んだ、ホメオパスの団体、Society of HomeopathsのCode of Ethicsの中に、

「他のホメオパスを誹謗中傷するようなことを言ってはいけない」

という項目があります。

私はいつもこう答えています。

「彼女のセラピーで良くなったりハッピーになった人がいるわけで、私ではなく患者さんが決めることだと思っています」

ただ、本当にそうだと思うから。彼女のセラピーを受けて、それでよくなったのであれば、他があれこれ言うことではないのでは?と言うのが正直なところ。

昨年、たまたまセミナーで一緒になった方が、彼女のホメオパス養成コースで学んでいる方で、「昔は色々あったみたいだけど、今は本当に仏様みたいよ」とお話しされていたのが印象的でした。

人は、最初から100点なんて取れないわけで、そこにたどり着くまでに20点や30点や、たくさんの失敗や恥をかいていることもあるのだと言うこと。それは私も含めて皆んな一緒なのでは?
今思うと私の未熟さ故に、思い出すだけで、穴に入りたい気持ちになることもたくさん経験して来ました。目指す「道」や人生が終わるまで、その繰り返しでいい意味で変化していくのではないのかな?

今まで、彼女の活動から、ホメオパシーに対して誤った印象を与えてしまったり、彼女のアプローチに対して様々な意見を言う人がいたのも事実。でも、彼女の活動がなかったら、ここまで「ホメオパシー」という名前が日本で広まることもなかったのではないかな。

この本を読んで、色々聞いて来たことが、点が全て線で繋がり、「本当に素晴らしいな」と感動しました。

この本、大事にします!

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