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2022年9月30日金曜日

マスクの下に隠れているもの




皆さん、こんにちは。

過去のニュースレターから。
こちらは2022年8月19日に発行したものです。
 
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残暑お見舞い申し上げます。

日本もイギリスも暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

この度、日本に2週間ほど、里帰りをしていました。
諸手続きを済ませるためと、もちろん、家族に会うため。

両親も歳をとってきたので、今後も可能な限り、日本に行って、一緒に時間を過ごしたいと思っています。

日本は、今もまだ、入国前にテストを必要とするため、オンラインのアンケートやアプリのダウンロードなど、イギリスを出る前は忙しく、飛行機に乗る際も、マスクをするようお願いされましたが。。。

私自身、健康の都合上、長時間マスクはできないため、機内でマスクができないことをお話しすると、地上係員の方は、「乗務員にも伝えておきます」とのことで、前もって手配していただきました。

その際、免除のバッジを、常に機内でつけるようアドバイスをいただきました。

私が今回(というか、この2年ほど使用していた)バッジは、下のボタンから購入できます(特にUK、海外在住の方)。

「地上係員に話しておく」のがとても大事で、機内に入ってから、乗務員に話すと、ややこしくなります(帰りの飛行機でちょっと手間がかかった私の経験上)。
そのため、ちゃんと乗る前に手配しておきましょう。
 
日本に里帰りしたいけれど、また、日本から海外旅行に出かけたいけれど、「マスク長時間できないんだよなー」と気にされている方は、どうぞバッジの携帯をご検討ください。

 

イギリスでは、テストもなく、マスクをする必要もなく、ほぼ自由な状態に慣れていたので、そのギャップに今回とても驚きました。

 

日本に到着後も、電車の中も、街を歩いている人も、この猛暑の中マスクをしている方がほとんど!

 

「マスクの下では、みんなどんな気持ちなのだろうか?」

 

そんなことを考えていました。

 

「マスクしないで外出すると、他人に何か言われそうだから、マスクしておく」

 

のかしら?

 

「ウイルスに感染すると不安だから、マスクが手放せなくなっている」

 

という不安な気持ちからつけているのかしら?

 

人それぞれ理由があるとは思います。

 

イギリスの人たちは、まともな理由がないのに、上から命令されるのがとても嫌いです(みんなかな?)。

 

装着の状態などの、科学的根拠が不確かなまま、始まったこの「マスクルール」。

はじめの頃は、状況が混乱し、よく特徴を把握できていなかったこともあります。

しかし、今、その感染の特徴が理解できてきた段階で、本当に必要なのでしょうか?

 

イギリスでは、最初にロックダウンがあった時も、地下鉄乗車時に、「マスクをしなければ、最高6000ポンドの罰金」と、言われ始めました。

 

しかし、「健康上の理由で(喘息やCOPDなど)できない人もいるではないか!」と、医療従事者や、患者たちが言い始めると、「免除のバッジをつけていれば、罰金なし」ということになりました。

 

私も地下鉄内で、警察官が私に近づいてきたことがありましたが、バッジをつけているのをみて、すぐ振り返って、去っていったことも、何度かありました。

 

しかし、その後、「マスクをしていない理由を、人に話さなければいけないのは、プライバシーの侵害だ!」という声が高まって、最後の方は、バッジをつけない人も多かったのが実情。

 

イギリスは自分の権利を、とても主張する人たちだからね。

 

「日本人は真面目なところがあるので、みんなマスクしているのかな?」と思いきや、

 

友人は「もーやってらんないよ!」と、私がマスクをしていないのを見て、すぐ外しました。

「街中歩いている時でも、マスクしているのなんてナンセンス」と・・・。

 

日本では、呼吸器系疾患があり、マスクをすることにより、症状が悪化するような人たちはどうしているのでしょう?

 

我慢しているのかな?

 

そう思って、探してみたら、アマゾンで免除のバッジが売っていました。

「マスク、免除、バッジ」のキーワードで検索したら、いくつか出てきました。

 

日本で購入したものはこちら。

私のおばは、真面目にマスクをしているのですが、30分くらいすると「ゴホゴホ」と咳が始まり、よくよく聞いたら、昔ジフテリアを患って、呼吸器系が弱いとのこと。

 

特に年配の方には、マスクをつけ続けるのは、体力的にきついものです。

両親も一定時間つけていると、「苦しい」と言い出し、咳をし始めていました。

 

「無理している人もいるんだな」と思ったので、両親、叔父やおばにこのバッジを置いてきました。

  

母は、「していないことで他人に指摘されるのがイヤ」というタイプ。バッジを渡したら、早速、外で使っていました。

 

 「マスクができない」人は、我慢しないで、きちんと話してくださいね。

 

今回一切マスクをせずに、日本で過ごしたのですが、「マスクができない」ことを知らない人も多いです。

 

しかし、きちんと理由を話したら、みなさん、とても親切に対応してくださいました。

 

話が少し逸れましたが・・・・、

 

「あなたは、何故マスクをつけているのですか?」

 

少し掘り下げて考えてみると、意外な自分の気持ちに気がつくかもしれません。

 

「何故」なのでしょうね???

 

感染する不安でいっぱいで、マスクをつけているのでしょうか?

 

もし、「未知だから不安」というのであれば、その病気の特徴について知り、対策を練ることで、不安が軽減するのでは?

 

過去のニュースレターですが、こちらの「Germ Theory」 と「Terrain Theory」の記事もご参考ください。

 

自分では嫌だと思っていること、無理なことを、隠して、気持ちを押さえつけているのは、何故なのでしょう?

 

「ルールだから」という人もいるでしょう。

でも、そのルールの理由は適切なのでしょうか?ウイルスはとても小さく、マスクの隙間から出入りできる大きさです。

 

一人で車を運転している時や、外を歩いている時に必要ですか?

 

「なぜ、こんなことを話すのだろう?」という方もいるでしょう。

 

「言われたことに、ただ従うだけ」の考えは、時によっては、とても危険なこともあるからです。

 

自分で調べて、健康のことについて、もっと考えることが必要なのではないでしょうか? 

 

「長時間マスクをつける」ことに対する、健康への問題が指摘されています。

 

特に成長期のお子さんに、十分な酸素が脳に行き渡らないと、今後の脳の成長はどうなるのでしょうか?

 

もし良かったら、こちらリンクの記事を、読んで見てください。一部ですが ”酸欠” について書かれています。

このほかにも検索すると、いろんな記事が出てきます。

良かったら読んでみてください。

 

この機会に、一度考えてみてください。

 

自分に対する「気づき」から、自分を理解する旅、Homeopathic Journeyとも言われる、ホメオパシーのコンサルテーションを「受けてみたい」という方は、どうぞ下記のボタンからご予約ください。

参考文献 :


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2022年9月29日木曜日

トラウマ〜閉じ込められた記憶〜



皆様、こんにちは。

過去のニュースレターから。
こちらは2022年4月28日に発行したもの。

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あっという間に今年も4月が終わろうとしています。時が経つのは早いものですね。

今回のお題は「トラウマ」について。

2020年からのコ○ナウイルス騒動で、生活のパターンや考え方に多かれ少なかれ、いろんな面で私たちの生活に影響を与えました。

リモートワークなど、仕事の形が変化したり、また、家にいる時間が増えることで、自分を見つめ直す時間が増え、生活に新しい風を吹き込んだり、気づかなかったことに気がついたり。

このロックダウンを機に、薬局でも、「不安」「心配」についての問い合わせが激増しましたし、私のところに来る人たちも「不安」や「心配」についての相談が、この時を機に増加してきました。

それは今もまだ続いています。

コ○ナウイルス騒動については、最初は情報があまりなく、ニュースでは、感染者や死亡者の数の報告ばかりが取り上げられ、「死」が近づく恐怖、「見えないものに対する不安」を感じていた方も多いでしょう。

また、ご家族など親しい人の最後を看取ることができなかったり、愛する人が他界して、お葬式に参列することができず、悲しい思いをした人も多いでしょう。

このような出来事が、ショックとなり、きっかけとなって、感情や症状が表面化してきた方もいらっしゃるかもしれません。

トラウマは、戦争を体験した人、交通事故、愛する人の死、などの明らかなトラウマもあれば、日々の出来事の中から、生きていくために、自分の本当の感情を押し込んでいくうちに、小さなトラウマが積み重なって、体の中に閉じ込められた記憶となるものもあります。

そのため、「特に刺激となった大きな体験がない」にもかかわらず、
「不安」
「パニック」
「気分の落ち込み」
「心配」
などが出てくることがあります。

人は生きていくために、いろんな術を身につけます。

身の危険を感じたら、戦闘モードになり、自分の身を守ろうとしますし、また一方で、恐怖を感じ、近づかないようにすることもあるでしょう。また恐怖から「固まる」人もいるでしょう。

人はトラウマがあると、その感情ときちんと向き合って、消化する人もいれば、その不快感と向き合うのが怖くて、忙しく働いたり、お酒や薬に溺れたり、パーティーなどの予定を詰め込んで、不快な感情と直面して、克服する時間を避ける人もいます。

人は誰でも、「悲しみ」「怒り」「寂しさ」など負の感情と直面するのは好きではありません。

しかし、ここで感情と向き合って、表面に出てきた負の感情を受け入れることを避けていると、後に、似たような状況が出てきたときに、防御機能として、同じような感情が「パニック」「不安」「心配性」などと言った形で出てくることがあります。

これは一例ですが、

パニックは、行動がフリーズ(固まる)ことで、ショックを和らげようとする反応だったり、不安は、同じトラウマを体験しないために、前もって防ぐべく起こる感情であったり、
心配性も、同じトラウマを体験しないように、また、傷つかないように、前もって対処しようと考える末に起こる気持ち、

だったりします。

心配性の人たちの中には、何でも自分で確認しないと気が済まず、他人が信じられない「人間不信」が隠れていることもあります。なんでも自分でコントロールしないと気が済まないのは、「不信」から安心、安全な場所を作るべく、生き残るために出てくる自然な反応。

その領域を侵されると、怒りとなって防御反応に出てきたりすることがあります。
この場合、過去のトラウマの感情が蘇り、感情となって現れ体験し、また一方で、今目の前に起きている状況のショックを体験する。

体が、過去と現在の2つのショックを同時に経験していることになります。
ホメオパシー」や「フラワーエッセンス」では、体の中に閉じ込められた記憶を引き出し、これらの感情を気づかせてくれ、また癒す方向に深く作用することができます。
また「インナーチャイルド」や「ジャーニー」といったセラピーも、過去のトラウマに直面する機会を与えてくれるもの。

気づきの中では、不快感を一時的に味わう人もいるかもしれません。人によって、レメディやエッセンスの反応はさまざまですが、薬局でも、「ホメオパスにレメディを処方されたけど、なんだか不快で嫌なんです」というお客さんも、たまにいらっしゃいます。

その場合には、それは「ホメオパスが最適なレメディを選んでくれた証拠」であり、ホメオパスと話し合うことをお勧めしています。

そうすると、ほとんどの方が、「前向きなことなんだ」ということを理解でき、安心して帰られます。

現在は、ウイルス騒動で制限されてきた行動が、緩和されてきました。安全で安心な家から、外に出ていくときに、不安を感じ始める人もいるでしょう。

人は、危険を回避するために、心も体も安全で安心な場所を求めます。

緩和モードが進んでいくと、いつかは家から出ていかなければいけない時が出てきます。

自分の感情と向き合って、心と体が安全で安心できる場所を、自分の中に作り出していきませんか?

「もう今のままではいけないのはわかっているけど、何をしたらいいのだろう?」とお考えの方、ホメオパシーを始めてみませんか?

レメディを使うことで、「気づき」があったり、体がもともと持っている「自己治癒力」を刺激することで、ヒーリングに繋がっていきます。

自分と向き合う「覚悟」を決めて、自分を理解する旅、Homeopathic Journeyとも言われる、ホメオパシーのコンサルテーションを受けてみたい、という方は、どうぞ下記のボタンからご予約ください。

参考文献

Irene Smith (2019) Moving Beyond Trauma. Lioncrest Publishing.

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2022年9月28日水曜日

「自分」を大切に



皆様、こんにちは。

過去のニュースレターから。

こちらは2022年4月に発行したものです。

少しタイムラグがありますが、もしよかったら。

ニュースレター購読希望の方は、ウェブサイト下の「subscribe form」からご登録ください。

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しばらく、ニュースレターをご無沙汰していました。皆様いかがお過ごしですか?

 

私は1ヶ月近く風邪を引いておりました。立て続けに、違う風邪にかかったようです。

 

喉の痛みから高熱、その後熱が下がったけれど、咳がひどく、症状が全て落ち着いた10日くらいしたところで、仕事に戻りました。

 

しかし、次の週に、今度は下痢から高熱が始まり、熱が下がってきたかと思ったら、また高熱になり、というのを繰り返し、普段より少し休みを長めに取って、落ち着いたところで、今週から仕事復帰しました。

 

この期間に、コンサルテーションの延期を承諾して下さった方々には、心よりお詫びを申し上げます。

またご理解いただいたことに心より感謝致します。

 

イギリスは、現在は検査をする必要はないので、しませんでしたが、特に2回目の高熱からは、世間でいう「ウイルス」の特徴と一致することから、「多分そうでしょう」というのが私の見解。

 

この2年間、薬局に問い合わせて来た、多くの方々にアドバイスでお話ししていたレメディが、とても役に立ち、お陰様で、予想より早く回復できました。

 

自分で実際に体験してさらに確信しましたが、私のオンライン講座「風邪とインフルエンザ」をしっかり学んでいたら、ほとんどの症状に対応できます。

セルフケアに興味のある方は、今後のために是非ご活用ください。

 

ところで、今回の内容は「自分を大切に」ということ。

 

以前のニュースレターでも「自分を愛する」というテーマで書いたことがありますが、今回もこのテーマについてお話しいたします。

 

以前のニュースレターは下記のボタンから。

「健康」は普段はその価値に気づきにくいもの。失って初めてその価値の大きさに気づくもの。私も今回改めて感じました。

 

先日、友人から「仕事を辞めてしばらく静養することに決めた」と知らせが入りました。ナースである友人はこの2年間、自分の使命を全うすべく一生懸命働いていました。体調を崩したところで、仕事をやめることを決めたけれど、自分の同僚にも同じように体調を崩し、静養を決めた人も多いとのこと。

 

「自分が自分を大切にしなければ、誰が大切にしてくれるのだろう?」

 

彼女がくれたメッセージにあった言葉。

友人には、自分を愛し、いたわり、十分静養していただきたい。時間がかかっても良いから、体調が完全に良くなることを、心より願っています。

 

映画「The Women」の中で(古い映画ですが)、メグ・ライアンがリトリートで言われた言葉で、興味深い言葉がありました。

 

  • Don't give a shit about anybody.(他人は気にするな)
  • Be selfish.(自己中心で)
  • What do you really want?(本当は何が欲しい(したい)のか?)

 

という言葉です。

 

自分が精神的にも、身体的にも、健康で愛されていなければ、他人に愛や癒しを与えることはできないもの。まずは自分を大切にし、他人に左右されず、地に足付着けて、ブレないようにすることが大事である、ということ。

 

「子供が」「夫が」「妻が」「両親が」「友人が」などと、といろんな理由で、他人を思いやるのも、自分が十分に愛されていて、健康でなければできないことです。

 

私自身、小学校で、

 

「他人を思いやること」

「他人に迷惑をかけない」

「他人に優しく」

 

などは教わった記憶はありますが、

 

「自分を大切にしなさい」

 

とはあまり言われた記憶がありません。皆さんはどうでしたか?

 

最近、私の父は、私が小学生の頃に、「自分と他人とどっちが大事か?」という質問を父に投げかけ、「答えにずいぶん困ったんだ」と思い出話を話してくれました。

 

小学生に「臨機応変」や「時と場合によって」なんて説明、難しいですものね。

 

先の見えない、不安定な時期が続いて、今後の生き方など、色々と考えさせられた方もいらっしゃると思います。

 

私の立場としては、この期間を、転機ととらえて、少しでも多くの人が、前に進めるようにお手伝いすることが、私の仕事。


自分を大切にするために、自分を理解し、向き合う旅、Homeopathic Journeyとも言われる、ホメオパシーのコンサルテーションを受けてみませんか?


興味のある方は、どうぞ下記のボタンからご予約ください。

 

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