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2022年9月18日日曜日

自分を「愛する」。


 

皆様、こんにちは。

こちらの内容は、2021年4月11日にニュースレターでお伝えした内容です。


少しタイムラグがありますが、もしよかったら。


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4月に入り、地下鉄にも人が増えて、緩和モードが増してきたロンドンから。

来週から屋外の食事が可能となるため、街のあちこちで飲食店に明かりがついて、スタッフは準備に大忙し。ここ最近、警官の数も増えて、スリやひったくり防止にパトロールしてくれている様子です(昨年の夏はロックダウン緩和後、携帯を取られた人の話をよく聞きました)。外出される方は十分にお気をつけください。

 

ところで、皆さんは、

「自分のことが好きですか?」

 

私も素直にありのままの自分を受け入れられるようになるまでには、時間がかかり、今も継続して

「気がつかなかった、知らなかった自分」

を受け入れ中です。

 

「自分が好き」

というのは、まだ少し照れてしまいますが、

ここでいう「自分を愛する」「自分を好き」という意味は、

「自分のいいところも悪いところも理解した上で、自分そのものを受け入れる」

ということ。

 

 

最近、「Baywatch」というアメリカで90年代に流行ったドラマを見ています。シーズン9まで続いた長寿番組。

夫に「なんでこんなに続いたのかなー?」と聞いたら、

「たくましい体の男性がかっこよくて女性がキャーキャー言っていたのと、水着姿の女性がたくさん出てくるから、男性も見とれていたからだよ」

と言っていましたが・・・。

それはそうかもしれませんが、海岸のライフガードという仕事を通しての、青春人間ドラマもうまく盛り込んでいたところもあるようです。

 

そのコッテコテの青春ドラマの中で、興味深いセリフもあり、先日も「なるほどなー」と納得するシーンがありました。

 

息子が仲間に誘われてお店を出入りしていた時に、仲間が警察に捕まりました。自分は警察から逃れたものの、仲間から見たことを口外するなと脅され・・・。そこで父との会話でこんなことを言っていました。

 

 

Father : I think a lot of it has to do with peer pressure. What's most important, all your friends like me or like myself?

(父:仲間からのプレッシャーでしなければいけないことはいろいろあるだろう。何が一番大事なの?友達みんなが自分のことを好きでいてもらえること?それとも自分を好きでいられること?)

 

Son : I guess friends come and go... but you've got to live yourself.

(息子:友達は来ては去りだけど、自分自身とは一生付き合っていかなきゃいけないかな)

 

Father : Not only that, I gotta live with you.

(父:それだけじゃないよ。俺はお前と一生付き合っていくんだ)

 

Son : But parent pressure is a lot worse than peer pressure.

(息子:だけど親からのプレッシャーは仲間からのプレッシャーよりタチが悪いよ)

 

Father : No way. you have to live yourself, wherever you do I'll always love you.

(父:そんなことないよ。お前は自分と一生付き合っていくんだ。どこにいても、俺はいつも愛しているからね)

 

という会話。

「自分とは一生付き合っていく」そしてお父さんも、彼と一生付き合っていく覚悟を息子に伝えていたシーンです。

 

私がいつもコンサルテーションをしていて気になるのは、

 

「自分の目標を高く設定し、それがストレスになっている人たちが本当に多いな」

 

ということ。女性男性、子供も大人も年齢関係なくです。

 

「こうあるべきだ」と自分で設定していませんか?

 

これが何も悪いわけではなくて、切磋琢磨し、より学び、高めていくためにはとてもいいこと。それに周りからの印象を高めることができるし、達成感もあるでしょう。

ただ、何事もバランスが大事で、自分に自分でプレッシャーをかけすぎて、足りていないところしか見えなくなってしまっており。。。それを埋めるべく、自己にかけているプレッシャーがストレスになり、体調を崩している人も、コンサルテーションをしていると多く見られます。

 

足りないところにフォーカスするのではなく、持っているものに焦点を当ててみませんか?それに、周りからの印象と、本当の自分がかけ離れすぎると、それを維持していくために、自分を作り続けなければいけなくなるのもとても辛いでしょう。

 

私の経験では・・・、

 

日本で調剤薬局で働いていた時、イギリスに来る前は小規模の薬局に配置されました。

他の薬局から支援がないと有給は取れません。有給がなかなか取れず、とうとう前年の持ち越しで35日も溜まってしまい、「休みを取りたい」と話しても、「支援が取れないから、残念だけど、夜間診療のある日に、午後から来てもらって、半日ずつ消化してほしい」と言われました。

その瞬間「自分を大切にできるのは自分しかいない」と気がつき、退職願を出し、当時興味のあった語学留学で、イギリスに来ることを決めました。

これを機に、周りの自分に対する印象、立場を気にし、それに合わせて自分を作っていたことに気がつきました。そして「薬剤師としてまだ勉強が足りないわ」と、持っていないものにばかり、フォーカスしすぎ、負荷をかけ過ぎていたことにも気がつきました。

作った自分ではなく、自分自身そのものを受け入れることの大切さを考えるきっかけでもありました。

 

周りの目を優先しすぎて自分自身を見失わないように、自分を認め、大切にすることに気をつけてみましょう。

今あなたが持っているものを引き出す方に焦点を当ててみませんか?

自分にもっと「愛」を与えてください。

 

そして「作った自分」を好きになってくれる人でなく、「素顔の自分」を受け入れてくれる人と一緒にいる方が、自分らしく楽にいられることができます。

 

人は時を経て進化し変わっていきます。そのため、自身の変化に伴い、周りにいる人たちが変化していくのは当たり前のこと。

 

実は「ホメオパシーを勉強し始めて離婚した、パートナーと別れた」というケースは、クラスの中でもあった話で、ホメオパス仲間の間でもよく聞く話です。

 

まずは自分のいいところをノートに思いつくまま書き留めてみませんか?

ネガティブと思っていたところも、裏を返せば長所であることもあるでしょう。

 

「自分」とは一生のお付き合い。より理解を深め、いいところも悪いところも受け入れて、「自分らしく」楽に生きていきましょう。

 

 

もし、ネガティブな方に焦点が向きやすいパターンがあるなら、ホメオパシーを使ってお手伝いいたします。

 

自分を理解する旅、Homeopathic Journeyとも言われる、ホメオパシーのコンサルテーションに興味のある方は、どうぞ下記のボタンからご予約ください。


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