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2022年9月29日木曜日

トラウマ〜閉じ込められた記憶〜



皆様、こんにちは。

過去のニュースレターから。
こちらは2022年4月28日に発行したもの。

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あっという間に今年も4月が終わろうとしています。時が経つのは早いものですね。

今回のお題は「トラウマ」について。

2020年からのコ○ナウイルス騒動で、生活のパターンや考え方に多かれ少なかれ、いろんな面で私たちの生活に影響を与えました。

リモートワークなど、仕事の形が変化したり、また、家にいる時間が増えることで、自分を見つめ直す時間が増え、生活に新しい風を吹き込んだり、気づかなかったことに気がついたり。

このロックダウンを機に、薬局でも、「不安」「心配」についての問い合わせが激増しましたし、私のところに来る人たちも「不安」や「心配」についての相談が、この時を機に増加してきました。

それは今もまだ続いています。

コ○ナウイルス騒動については、最初は情報があまりなく、ニュースでは、感染者や死亡者の数の報告ばかりが取り上げられ、「死」が近づく恐怖、「見えないものに対する不安」を感じていた方も多いでしょう。

また、ご家族など親しい人の最後を看取ることができなかったり、愛する人が他界して、お葬式に参列することができず、悲しい思いをした人も多いでしょう。

このような出来事が、ショックとなり、きっかけとなって、感情や症状が表面化してきた方もいらっしゃるかもしれません。

トラウマは、戦争を体験した人、交通事故、愛する人の死、などの明らかなトラウマもあれば、日々の出来事の中から、生きていくために、自分の本当の感情を押し込んでいくうちに、小さなトラウマが積み重なって、体の中に閉じ込められた記憶となるものもあります。

そのため、「特に刺激となった大きな体験がない」にもかかわらず、
「不安」
「パニック」
「気分の落ち込み」
「心配」
などが出てくることがあります。

人は生きていくために、いろんな術を身につけます。

身の危険を感じたら、戦闘モードになり、自分の身を守ろうとしますし、また一方で、恐怖を感じ、近づかないようにすることもあるでしょう。また恐怖から「固まる」人もいるでしょう。

人はトラウマがあると、その感情ときちんと向き合って、消化する人もいれば、その不快感と向き合うのが怖くて、忙しく働いたり、お酒や薬に溺れたり、パーティーなどの予定を詰め込んで、不快な感情と直面して、克服する時間を避ける人もいます。

人は誰でも、「悲しみ」「怒り」「寂しさ」など負の感情と直面するのは好きではありません。

しかし、ここで感情と向き合って、表面に出てきた負の感情を受け入れることを避けていると、後に、似たような状況が出てきたときに、防御機能として、同じような感情が「パニック」「不安」「心配性」などと言った形で出てくることがあります。

これは一例ですが、

パニックは、行動がフリーズ(固まる)ことで、ショックを和らげようとする反応だったり、不安は、同じトラウマを体験しないために、前もって防ぐべく起こる感情であったり、
心配性も、同じトラウマを体験しないように、また、傷つかないように、前もって対処しようと考える末に起こる気持ち、

だったりします。

心配性の人たちの中には、何でも自分で確認しないと気が済まず、他人が信じられない「人間不信」が隠れていることもあります。なんでも自分でコントロールしないと気が済まないのは、「不信」から安心、安全な場所を作るべく、生き残るために出てくる自然な反応。

その領域を侵されると、怒りとなって防御反応に出てきたりすることがあります。
この場合、過去のトラウマの感情が蘇り、感情となって現れ体験し、また一方で、今目の前に起きている状況のショックを体験する。

体が、過去と現在の2つのショックを同時に経験していることになります。
ホメオパシー」や「フラワーエッセンス」では、体の中に閉じ込められた記憶を引き出し、これらの感情を気づかせてくれ、また癒す方向に深く作用することができます。
また「インナーチャイルド」や「ジャーニー」といったセラピーも、過去のトラウマに直面する機会を与えてくれるもの。

気づきの中では、不快感を一時的に味わう人もいるかもしれません。人によって、レメディやエッセンスの反応はさまざまですが、薬局でも、「ホメオパスにレメディを処方されたけど、なんだか不快で嫌なんです」というお客さんも、たまにいらっしゃいます。

その場合には、それは「ホメオパスが最適なレメディを選んでくれた証拠」であり、ホメオパスと話し合うことをお勧めしています。

そうすると、ほとんどの方が、「前向きなことなんだ」ということを理解でき、安心して帰られます。

現在は、ウイルス騒動で制限されてきた行動が、緩和されてきました。安全で安心な家から、外に出ていくときに、不安を感じ始める人もいるでしょう。

人は、危険を回避するために、心も体も安全で安心な場所を求めます。

緩和モードが進んでいくと、いつかは家から出ていかなければいけない時が出てきます。

自分の感情と向き合って、心と体が安全で安心できる場所を、自分の中に作り出していきませんか?

「もう今のままではいけないのはわかっているけど、何をしたらいいのだろう?」とお考えの方、ホメオパシーを始めてみませんか?

レメディを使うことで、「気づき」があったり、体がもともと持っている「自己治癒力」を刺激することで、ヒーリングに繋がっていきます。

自分と向き合う「覚悟」を決めて、自分を理解する旅、Homeopathic Journeyとも言われる、ホメオパシーのコンサルテーションを受けてみたい、という方は、どうぞ下記のボタンからご予約ください。

参考文献

Irene Smith (2019) Moving Beyond Trauma. Lioncrest Publishing.

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