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2020年6月9日火曜日

ウイルス騒動の傷跡



ロンドンでは、ロックダウン解除に向けて、街のあちこちで準備をしているのが見られます。バスや地下鉄も少しずつ乗客が増えてきています。

今回の騒動をめぐり、いろんなことを考えさせられています。

報道を通して、無駄な恐怖感を煽り、その結果、元どおりの人間関係が取れなくなり、人と距離を取るようになってしまったり、自分が感染したのではないかと冷静さを失ってしまったり。薬局ではたまに、「かかったのではないか?」と問い合わせがあり、よく話を聞いてみたら花粉症だった、なんてケースもしょっちゅうありました。

人それぞれこの件に関しては意見があると思います。

お互いの信じることを尊重するのはもちろんだし、恐怖感いっぱいの人は、心の準備ができていないと、情報を探すことも、提供されたとしても、受け入れることを拒まれてしまいます。

マスク一つをとっても・・・、

なぜ、MP(国会議員)、警察官はマスクをしていないのでしょうね?

少しずつ、お店が開き、交通機関が復帰していくにつれて、今回の騒動の傷跡は思ったよりも深いことを思い知らされます。

恐怖感いっぱいの人に対しては、心を開いてくれるまで、根気よく待つしかない。。。薬局の問い合わせで対応していて感じています。


免疫力は毎日バイキンに触れることにより鍛えられ、強くなっていきます。

昔、小学校で保育園出身の子は冬でも半袖半ズボンで走り回っていて「すごいな」と思ったことがあります。個人差はもちろんあるものの、1歳から他の子供たちとの集団に入って、バイキンをあげたりもらったりしているから強いのだと、大人になって納得できました。

必要以上に除菌や殺菌を行なっていると、バイキンにさらされなくなるので、体は防御する力を鍛えるチャンスを逃してしまいます。
そのため、ロックダウンが終わった時に、家で殺菌消毒ばかりしていた人たちが、外にさらされると、その先はみなさんどうなるかお分かりですよね。

これはともにどちらも微生物学者、パスツールが提唱した「The Germ Theory」と、べシャンの唱えた「The Terrain Theory」で説明されます。

The Germ Theoryはバクテリアに触れることで感染するという考え方、The Terrain Theoryは宿主の感受性により、バクテリアに暴露されても感染する人としない人がいるという考え方。そう、同じ教室にいても、風邪にかかる子とそうでない子がいましたよね?


現代医学はThe Germ Theoryに焦点が当てられすぎて、宿主の感受性については忘れ去られています。除菌、殺菌に気を使いすぎる前に冷静に考え直しみてください。

バイキンを取り除く事だけにフォーカスを当てるのではなく、体が対処できるように鍛えること、またそのために必要な栄養素を取ることが大切になってきます。
また、ストレスが大きく働くと免疫力も弱ります。恐怖感を煽るのは免疫力を鍛えることに対しては大変な逆効果です。そう、「彼ら」の思う壺にならないように・・・。メンタルヘルスにも気を使いましょう。

ニュースの情報を鵜呑みにするのではなく、実はニュースの裏で、この世界で一体何が起こっているのか、理解していくこと、情報を見抜く力が必要になってきます。そうすると「そーだったんだ」って全てのことが繋がってきます。

ホメオパシー講座でも、この辺のお話はしていますし、また今回オンライン講座で「風邪とインフルエンザ」を公開しましたが、そこでもバイキンと免疫力のお話について触れています。基本がわかれば、他のことも繋がって納得がいくはずです。
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People, wake up!!!!


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