学校の授業の中では、先生たちが経験した色んな症例を聞く機会がありました。
その中から一つ。
28歳、男性、主訴-乾蘚
体格も良く、なかなかハンサムで好印象だったというこの男性、実は女性と結ばれた経験がない、とのこと。乾蘚が実は男性器に発症していて、とてもそういうことをする自信がないのだ、と。
先生が追って話を聞いていくと、実は幼い頃に性的暴力を受けて、その後から発症したとのこと。
こんな表現が妥当かどうかわからないのですが・・・人の体というものはすごいな、って思ったんです。というのも、彼自身、自分を守るためにそういう形で病気が発症したんですよね。
そのあとは、快方に向かっているそうですが・・・。
「Your Body Speaks Your Mind」 Deb Shapiro著
体のどういう症状がどのような気持ちと関係しているか、書かれてあります。
違った角度から疾患を見ることが出来、興味深く読ませていただきました。
それにしても、症例の彼、ステキな人と結ばれているといいですよね。
hiroko