薬局ではもうこの冬のインフルエンザに向けていろいろ準備が始まりました。
日本と違って医薬品の供給が安定していないこともあって、早めに対策を練らないといけないそうです。
思えば、イギリスに来てからはそんなに病気もせず健康に暮らせている気がします。ただ1回だけ学生のとき、高熱でダウンしてしまったことがありました。
レポートの提出前日に熱が出て、倒れそうになりながらも、何とか文房具屋で提出するレポートを綴じてもらい、その後そのまま寝てしまいました。
提出日当日、学校へ行く途中の薬局で、レメディを買って何とかたどり着きました。
レポートを朝一番で提出したらそのまま帰ろうと思い、先生に「熱が40度近くあって、提出したら帰りたいんですが・・・」と話すと、レポート提出時にサインする用紙などをすぐに準備してくれて、
「Gelsemiumは持ってる?」
「来る途中に買ってきました(と見せる)」
「30~1時間おきに飲むのよ」
とアドバイスをして頂き、その場でまず一粒飲んで、帰りのバスの中でもレメディを飲み続けました。
すると、歩くのさえ足が重くて辛かったのに、帰りは行きに比べるとラクに歩けるようになったし、重い感じがなくなってきました。
やっぱり効くんだな~、と実感。
前置きが長くなってしまいましたが、今回はインフルエンザに使われるレメディについて一部紹介したいと思います。
Gelsemium
インフルエンザにおいて定番のレメディ。ゆっくり症状が進行するようなときで、重さ、だるさを感じるとき。悪寒がする、排尿や発汗で楽になるようなとき。喉が渇かない。
Eupatorium
Gelsemiumと似たような症状ではあるけれど、重さを感じるというよりは、痛みを感じるようなときに。横になっても、心地よい体勢が見つからず落ち着かないようなときに。
Arsenicum Album
疲れているにもかかわらず、じっとしていられず落ち着かないようなとき。焼けるような痛みがある。喉は渇いていて水やお湯をちょっとずつ飲むようなとき。
Bryonia
Gelsemium同様、症状がゆっくり進行するようなときで、筋肉の痛みがあるときに。じっとしているのがラクに感じ、動くと症状が悪化するようなとき。喉が渇く。
Rhus Tox
四肢や関節の痛みがあるときに。じっとしているのが不快で、動くことで落ち着くようなとき。寒くて湿気のあるような天気で悪化する。
熱にはこちらのレメディを参考にしてみてください。
今年はあまり流行らないといいのですが・・・。
普段から、体調管理をしっかりとして気をつけるようにしなくては!
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