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2011年12月28日水曜日

CONTAGION

先日、「CONTAGION」という映画を見ました。

世界のあちこちに、原因不明の感染症が広がってしまって・・・という話。

前に卒業生クリニックで、「この映画でホメオパシーのこともちょっと話があったりするのよ」というから、「どういうことだろう?」という興味もあって見てみました。

原因不明の感染症。原因を断定できたとしても、ワクチンを作るまでに時間がかかる。
で、あるフリーランスのジャーナリストが感染症様の症状を呈して、自身の動画ブログでハーブを服用し始めて症状が回復したことを載せたことから、それを見た人々が薬局にそのハーブを買うために押し寄せ、売り切れになってしまう・・・。
そして、CDCは今後の対策について「ハーブやホメオパシーも含めた対応策を検討している」と発表して・・・。

19世紀にコレラが流行ったとき、ロンドンのホメオパシー病院はミドルセックス病院に比べてコレラの患者が3倍低かった、というデータがあるんだそうです*。

今、いろんな意味で話題に挙がるホメオパシー。だけど、こういうときは、やっぱり、先人の知恵を借りることになるのかしら?と思いました。


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hiroko

*参考文献;Hempel S. The Medical Detective. 2006