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2017年3月30日木曜日
イギリスの薬局で働く その3
面接に落ちてがっかりしていましたが、諦めずに応募しました。
沢山応募していたけれど、そのうち家から一番近いNHS病院でアシスタントの募集があったのをみて応募しました。
Kさんに「面接に呼ばれるには熱意を見せるといいから、応募したときに連絡して、見学させてもらうのもいいよ」と。
そう、こっちはとにかく自分を売り込む!
見学してみたい旨を連絡したら、「来て良いよ」と返事をいただきました。とてもいい感じのマネージャーさんで、見学させていただく約束を取れました。
それまでの間に、面接に来てください、とお知らせも来ました。
見学の当日は、薬局内をいろいろ見せていただきました。
「じゃあ、面接でお待ちしています」
あー受かるといいなー。と思いながら面接に向けて、練習して当日に望みました。
面接では、見学でお会いしたマネージャーさんもいました。
最初に例の計算テスト。その後に面接。ちゃんと答えられたけれど、部屋を出ようとしたときに、マネージャーさんが「外まで送るよ」といって案内してくれました。
そして言われたのが、「ここに入りたかったら、ボランティアとかいろんなルートがあるから、そこから応募するのも良いかもよ」と。「え?」と思いながらも御礼を言って帰りました。
そして、最後の不思議な会話をKさんに話したら、「もしかしたら内部で採用が決まっていたのかもね。残念だけれど、今回のは形だけの面接だったのかも」
えー、そんなことあるの???
でもKさんは、「熱意に負けて、ふとアドバイスしたくなったんだと思うよ。いいマネージャーさんだね」と。
その後、同じ病院で次々と面接が。どれも呼ばれたけれど、形だけの面接でした。すべて人が内部で動いている、というのがとても良くわかりました。
イギリスでは、内部で採用する際にも、求人広告をだして、形だけの面接をすることが多くあります。その際、内部の応募者も面接をします。面接でいろんな人と話したけれど、やっぱり内部からの応募者を採用する、という理由で人事を決定していくのだそうです。
そこから、ぷっつり面接に呼ばれなくなってしまいました。
「どうしたらいいのー?」
試練はその後も続きます。
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