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2025年11月30日日曜日

久々にお手伝いしてきました - 薬剤師イギリス研修視察


 

皆様、こんにちは。

11月も終わりに近づいてきました。

今年は7年ぶりに、日本から薬剤師研修視察のグループがロンドンに来られるとのことで、私もお手伝いをさせていただきました。

とはいえ、今は調剤薬局に勤めていないし、ホメオパシー薬局なので、「どんなもんかなー?」とは思っていましたが、National Pharmacy Associationの講義なども参加させていただいて、イギリスの薬局事情の最新情報をより理解することができました。

参加した1日目は、St Albansにある、NPAの事務所にて、現在のイギリスの医療システムについての講義に参加。

2日目は、Greenlight Pharmacyというユーストンにある調剤薬局にて、調剤薬局の役割についての講義。この薬局はUniversity College of Londonの薬学生の臨床研修薬局としても知られているところ。会議室兼超材質研修用となっているお部屋にて、講義が行われました。

その後、ホテルの会議室で皆さんからの質疑応答。


イギリスは2026年卒業の薬剤師から、全員が処方薬剤師になるというシステムの変更が決まっていて、そこに大きな焦点が当たっていました。

日本とイギリスの薬剤師の役割は大きく違います。

イギリスは、医師の仕事を減らすべく、処方など他の職種ができることは、どんどん回していっているし、一方日本では、医師は権限を譲らないでいる。

イギリスはすべて国が運営しているのに対し、日本の保険は出来高制。仕事や権限を持てば持つほど儲けになるので、医師は譲らないのかもね、という話も。

でもそれを続けていると、医師が増え続けて、他の職種なんて要らなくなってしまう。

それって薬の相互作用や副作用を確認するステップが失われてしまうので、実は患者さんにとっては危ないことも(問い合わせても聞いてくれない医師もいるかもしれませんが)。このままでは、国の医療システムが想いもよらぬ方向に、崩れていくかもしれない。。。

このブログを読んでいただいている方々の中には、「どうやってイギリスで薬剤師として活躍できるんですか?」などのメールも時々いただきます。

お話を聞いていると、やる気のある薬剤師の方々は、日本で仕事をしていると、行き詰まった感じがしているのかな?と感じます。

その一方で、「やる気のない薬剤師もいるのだ」と、経営者の方々からの悩みも。「そういうこともあるのか」と思いもよらない回答に驚きもしました。薬剤師も飽和状態になってきているとの話も聞きます。それでも、地域によっては、まだ大きな偏りがあるのかな?


最近は、美容形成系にいく医師が増えてきているとの話も聞いて「なるほどなー」とも思いました。


日本の薬局もいろいろ多角化してきて、漢方の薬局や、健康管理についての教育を熱心に行っている薬局も。

参加されている方々の熱意に刺激されて、「私も頑張らねばなー」と思いました。

1日目のSt Albans研修が終わった後は、準備していた友人と一緒にMegansへ。ここで食べたShakshuka(シャクシュカ)が美味しかった。



日本とイギリスの通貨レートの違いもあって、以前のように毎年行われていませんが、日本の方々と交流できて、実りある時間をご一緒させていただきました。


この度は、貴重な時間をご一緒させていただき、どうもありがとうございました。



Hiroko Homeopathyをいつもご支援いただきありがとうございます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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