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2011年4月30日土曜日

ロイヤルウェディング

昨日はウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式で、イギリスは祝日でした。

残念ながら、私は仕事だったので、昼休みに同僚と結婚式の中継を見て、帰ってきてからハイライトを見ました。それはそれで「あの日仕事だったんだよねー」なんて話したりして、それも今後心に残る一日になるのだろうと思います。

それにしても、たくさんの人が詰めかけて・・・私の友人たちもパレードを見に出かけたようです。ちゃんと見ることが出来たんでしょうか?

仕事帰りには地下鉄でイギリスの国旗を持っている人を何人か見かけました。きっと見に行っていたんでしょうね。

たくさんの人に祝福されてとても人気のある二人。爽やかでオープンなところがみんなに愛されているのかもしれませんね。

テレビもハッピーモードいっぱいで、幸せな気持ちをおすそ分けしてもらった気分です。

明るいニュースはいいものですね。


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hiroko

2011年4月27日水曜日

アップデート

今回の日本での地震の影響を受けて、イギリスにいる家族の元に避難してくる人も多いのだな、と実感しています。

今働いているところでも、「しばらく滞在する予定なので、今まで飲んでいた薬と同じものをいただくことは出来ますか?」という問い合わせもあったりします。

日本でも、患者さんが転院や引っ越しなどをされてきた際に良くある問い合わせ。
国が違うと、日本にあって、イギリスで採用されていない薬、またはその逆などがあって、いろんな面で私自身勉強になっています。

他では、日本では子供にドライシロップといって粉の調剤をすることが多かったのが、イギリスではシロップとして液剤として調剤することが多かったり。あんまり粉の製剤を見ない気がします。イギリス人は粉を服用するのが苦手なのかしら?(とはいえ日本人のなかでもあんまり好きな方はいないと思われますが・・・)

軟膏やクリームも日本では5g、10gなど比較的少量のチューブの製剤が多いのに対して、イギリスでは小さくても15gや30gなど日本と比べると量が多い製剤が多かったり。

また、ワクチンについては、小児のワクチンのプログラムも使っている製剤も日本のものと違ったり、海外出張に行くために必要なワクチンの問い合わせがあったり・・・・。

この3年間で新しい薬がいろいろ出てきていたり・・・。

などなど、毎日勉強になることがたくさんあります。

そしてやっぱり、ホメオパシーも薬剤師もいつもアップデートしていなければならないな・・・・と改めて実感している今日この頃です。

しっかり勉強します!


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2011年4月25日月曜日

ベルツ水

ニキビの症状がある患者さんからどんな化粧水を使えばいいか、と質問がありました。

ちなみにアルコールフリーでないと、肌荒れするとの事。

私も自分の肌に合った化粧品を探すのにとても苦労するタイプ。何しろ合わない化粧品を使ったときは肌が真っ赤になってヒリヒリしてしまうので。

私がニキビを治療したとき、オーガニックの化粧品を薦められましたが、もし、高くて困るようなら化粧用に売っているローズウォーターで肌がしっとりするまで浸透させていくだけでも違うと説明を受けました。値段もそんなに高くないのでたっぷり気にせずに使えます。

それ以来、ローズウォーターは欠かせません。しかし、メーカーによってはスッキリしすぎるものもあったり、アルコールが多めに入っているものも。

結局たどり着いたのがベルツ水。私の祖父もおばも昔から使っていて、薬学生のときも授業でやったとき「これかぁ~」と思ったのを覚えています。
基本のレシピは水とアルコールとグリセリン。しかし、アルコールフリーにしたい場合はアルコールは入れないで水とグリセリンで。

グリセリンは皮膚軟化及び乾燥防止作用により皮膚の亀裂に対し効果がある(治療薬マニュアル2010より)と言われています。

基本は、水:グリセリン=4:1の割合で使用していますが、冬など乾燥するときにはグリセリンの量を少し多めにしてしっとりさせるなど季節に合わせて調整して使用しています。

身近なところではイラン系のスーパーやトルコ系のスーパーで売っている食用のローズウォーターに市販のベジタブルグリセリンを混ぜて使ったり。こだわりたい方はオーガニックのローズウォーターを使ってもいいですし・・・。少し香りがついているとリラックスもできるような気がして(思い込みかもしれませんが)。

そういえば、前に働いていた薬局ではベルツ水のレシピに尿素を加えて、保湿のための尿素ローションも作っていました。

ベルツ水、少なくなってきたのでまた作らなくては・・・。

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2011年4月22日金曜日

届いたレメディ

震災の復興の状況や、明るいニュースも増えてきて、日本から離れている私も、そんなニュースが入るたび、ほっとする瞬間が増えてきました。

そして、両親と親戚に送ったレメディも無事に届いたとのこと。震災後初めてモノを送ったので、無事に届くのか不安だったけれど、これで郵送手段が正常に働いていることが確認できたので、これから必要なものを随時届けられたらと思います。

やはり、私と同じで、職場の同僚も実家へ小包を送れるかどうか心配していたので、私の荷物が届いたことを聞いて、早速送る様子。

日本を離れているだけに、現地に行くこともできず、また、行ったところで、現地の人たちの水や食料が限られているだけに、邪魔もしたくないし・・・。なんともいえない歯がゆさを感じる方も多いはず。

しかし、電話で母に言われたこと、「そっちでの生活を無事に滞りなく送ってくれることがなにより。心配事が一つ減るから(笑)」と言われ、何だか逆に励まされている感じ・・・。

おまけに、介護施設で介護福祉士として、ケアマネージャーとして、震災後も通常通り仕事に行っている母。震災後は自分の家族のことで手一杯で、施設に入っているお年寄りを迎えに来る家族はなかなかいないのだそう。なので、施設は忙しいのだそうです。

頭が下がります。

自分の生活をきちんとすること、必要なものを随時送ること、募金をすること、そして電話で元気な声を届けて安心してもらうこと、それが今の私に出来ることなのかな、と思います。


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2011年4月13日水曜日

きっと、大丈夫。

被災者の方へ、心よりお見舞い申し上げます。
また、なくなられた方へ、心よりご冥福をお祈りいたします。

両親の家は、先週の大きな地震で、続く余震で弱っていたところに、また新たなダメージが・・・。毎朝、給水車にポリタンクを持って水をもらいに行ったり、まだまだ普段どおりの生活は程遠い様子。
そんな中、入院していたおじとおばも無事に退院という明るいニュースも。

友人の看護師が医療支援に塩釜に行ったり、前に薬局で働いていたときにお世話になっていた医師も週末被災地へ往診に行ったり、色んな形で支援しているのを聞いて、私も頑張らないといけないな、と勇気付けられます。

親戚の無事がわからなかったとき、私にこんなアドバイスをしてくれた方がいます。
「自分自身がチャージしておかないと、他の人たちのことを支えることなんて出来ないんだよ」と。

そうなんですよね。

命あることの大切さ、愛する誰かが生きていてくれることがどれだけうれしいことか、今回とても実感しました。
彼女の言葉も後押しして、今は自分自身もチャージが出来たと思います。

被害が大きかった南三陸町の方たちの仮設住宅ができるまで、それぞれ近隣の避難場所に移動することになったそうです。私の両親が住んでいる自治体も、廃校になった学校などを避難場所として提供するなどの支援をすることを決定したそうです。

先ほどの医師がこう話してくれました。
「すべてを失ったのに不平一つ言わず必死で今日という日を生きている被災者の皆さんはむしろ感動的で教えられることばかりです」

報道で伝えられる皆さんの姿を見ても、私もそう思います。

一日も早い復興を心から応援しています。


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2011年4月3日日曜日

花粉症

日本では花粉症でしたが、イギリスではしばらく症状が出ていなかったので、「日本のスギ花粉だけみたい」なんて思っていたら・・・とうとう今年、症状が出てきてしまい、イギリスでも花粉症デビューとなってしまいました。

レメディを飲めば症状は和らいでいますが・・・。

ホメオパスによって対応は変わってくるのかもしれませんが、花粉症のシーズン中はホメオパシーのレメディを服用するといっても、対症療法的になってしまうので、オフシーズン(冬)のケアがカギになってくると思われます。

ホメオパシーにおいて花粉症のケアは
・ シーズン中の症状にあわせたレメディを服用して症状を緩和する
・ オフシーズン中のレメディの服用

さらにコンサルテーションより患者さんの全体像にあったレメディ(花粉症だけでなくほかの症状にもあわせたもの)を服用していくと、よりよい効果があがると言われています。

個人差はあるようですが、上記のコースで数年はかかるようです。私の友人たちも服用しているのですが年々症状は和らいでいるとの事。

花粉症の対症療法といってもいろんなレメディがあり、あらかじめいくつかのレメディがコンビになっているものも売られていたりします。私はとりあえず、Nat-Mというレメディがとても合っているようなので、これで症状を抑えています。それぞれ症状には個人差があり、その症状によって選ぶレメディも変わってきます。
あとは花粉症用のTissue SaltもBootsで売られているので、それも試してみようかと思っています。

オフシーズンの治療も始めなければ・・・。


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