Translate

2010年11月28日日曜日

ホメオパシーの今後!?

ホメオパシーについて様々な報道が行われて以来、友人や元同僚からいろんなメールや励ましをいただきました。ご心配をおかけしましたが、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。

調剤薬局時代の元同僚から、「ホメオパシーについて色んな報道されてるね。薬局にも薬剤師会からFaxが来てたけど、あんまりいいこと書いてなかったよ」と・・・。

いつかそれを読んでみようと思いながらも・・・やっと読みました。
http://www.nichiyaku.or.jp/contents/kaiken/pdf/homoeopathy.pdf

私自身、薬を使って治癒した患者さんをたくさん見てきました。だから、西洋医学を否定するつもりはありません。しかし、その一方、副作用に悩まされたり、慢性疾患に悩まされて「いつまで薬を飲み続ければいいんだろう?減らしていくことは出来るんだろうか?」と悩んでいる患者さんも見てきました。そのとき、ホメオパシーを生かすことが出来るのではないか、そう考えています。

だから、どちらか極端な方向に走るのではなく、冷静に状況を判断すること、必要な場合は医師の判断を仰ぐよう、患者さんを説得する必要があることも、学校で学びました。

「なぜ、ホメオパシーを勉強してわざわざ学位をとる人がいるんでしょう?」そんな言葉を見かけたこともあります。

私の通っていた学校は学位を取得できたコースでした。
学長は私たちにこう話しました。
「ホメオパシーにおいて今はとても厳しい状況。しかし、だからこそ、きちんとした論文を読むことができ、それの質を判断できるホメオパスを送り出したいんだ」と。

もちろん、解剖学、生理学、病理学の勉強はもちろん、基本的なリサーチの方法、二重盲検試験、ランダム化比較試験、メタ解析などなども勉強し、ホメオパシーについての論文を読む機会が多く与えられました。
試験方法の質についても、色々見直されて、評価できるような興味深い論文が徐々にでてきています。

今は色んな情報が世の中氾濫しています。簡単に情報を検索、収集できるとても便利な時代になりました。
その一方、情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、正しい情報かどうかを見極める力が問われている時代でもあると思うんです。

みなさんはどう思われますか?


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

hiroko